平成12年版 通信白書

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第2章 情報通信の現況

4 雇用

7年から10年にかけての情報通信産業の就業者数は微増

1)情報通信産業の就業者数の推移(図表1))
 我が国の情報通信産業の就業者数(注14)は、10年には382.8万人、全産業に占めるシェアは6.7%と、7年と比較して就業者数は微増となった。
2)産業別就業者数の比較(図表2))
 10年の産業別就業者数について主な産業をみると、小売が最も多く715.6万人、次いで建設の698.3万人となっている。昭和55年から平成10年にかけての情報通信産業における年平均成長率は、全産業計の1.6%を上回る2.1%であった。
3)情報通信産業における部門別就業者数の比較(図表3))
 7年と10年の就業者数を情報通信産業における部門別でみると、電気通信施設建設(年平均成長率7.9%)、情報ソフト(同3.9%)、研究(同1.6%)等において就業者数が増加しているのに対し、電気通信(同-9.1%)においては減少している。10年において最も就業者数が多いのは情報関連サービスの121.5万人、次いで情報通信機器製造の89.2万人となっている。また、昭和55年から平成10年にかけての年平均成長率をみると、最も年平均成長率が高いのは情報ソフトの13.5%、次いで研究の3.3%となっており、逆に、年平均成長率が最も低いのは電気通信施設建設の-2.7%、次いで電気通信の-2.6%である。

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郵政省資料、「産業連関表」(総務庁)、「産業連関表(延長表)」(通商産業省)により作成
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郵政省資料、「産業連関表」(総務庁)、「産業連関表(延長表)」(通商産業省)により作成
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郵政省資料、「産業連関表」(総務庁)、「産業連関表(延長表)」(通商産業省)により作成
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