平成12年版 通信白書

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第3章 情報通信政策の動向

第4節 研究開発の推進

1 創造的情報通信システムの開発

様々なコンテンツサービス流通を可能にするシステム開発に着手

 近年、我が国では情報通信技術の開発成果である基礎的な要素技術を組み合わせ、インターネットやデジタル放送に適したコンテンツの円滑な流通等、より高度な機能を持った電気通信システムに関する研究開発の必要性が高まっている。
 このため、11年度には、通信・放送機構において、情報通信分野におけるこれまでの研究成果である基礎的な要素技術を組み合わせ、より高度な機能を持つ電気通信システムの研究開発を行うため、地方公共団体・大学・企業等の協力を得て、「成果展開型研究開発」を実施した。
 さらに、12年度には、音楽・3D映像・放送番組を始めとするコンテンツの円滑な流通を促進する高度なシステムの基盤となる汎用的なシステム構築技術について、委託方式によって研究開発を実施する予定である。
 具体的には、電子書籍・デジタル音楽・ストリーミングビデオ等のインターネットに適したコンテンツを、適切な課金処理の下、利用者にストレスを感じさせることなく、かつ品質を保ってインターネット上を流通させるためのシステム開発等を推進していく予定である(図表)。

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関連サイト:
通信・放送機構(http://www.shiba.tao.go.jp/


 
 


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