平成12年版 通信白書

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第2章 情報通信の現況

8 無線呼出し

契約数が減少する中、発信課金サービスの契約数は増加

 無線呼出しサービスの総契約数(NTTドコモグループとNCC19社の合計)は、11年度末現在207.1万契約と、対前年同期比45.0%減となり、前年に引き続き大幅に減少した(図表1))。 
 総契約数をNTTドコモグループ及びNCC別にみると、11年度末現在、NTTドコモグループの契約数は144.9万契約(対前年度同期比31.3%減)、NCCの契約数は62.2万契約(同62.4%減)である。総契約数に占めるNCCのシェアは30.0%となっている。11年度には、NCCの事業撤退が相次ぎ、シェアも下がってきている。12年1月末現在で、NCC31社中、17社が事業撤退を決定した。
 また、無線呼出し契約者が呼出料金を負担するのではなく、発信者側が呼出料金を負担し、契約者の月額利用料金を無料又は大幅に低減した発信課金のサービスが、NTTドコモグループ及び東京テレメッセージ等で11年2月より開始された。無線呼出しの契約数が減少する中、発信課金の無線呼出し契約数及び無線呼出し全体に対するそのシェアが増加している(図表2))。

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