平成12年版 通信白書

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第2章 情報通信の現況

(4)距離区分別通話

区域内及び隣接区域内の近距離通話が多い

 10年度における加入電話、携帯・自動車電話及びPHSの距離区分別の通話状況については、以下のとおりである。
1)加入電話
 加入電話の総通話回数を距離区分別にみると、同一区域内に終始する通話回数の比率が全体の60.2%を占めている。また、隣接区域内との通話回数の比率は14.5%であり、全体の74.7%の通話が隣接区域までの範囲で行われているが、その他(長距離)の割合が増加する傾向にある(図表1)、資料17参照)。
2)携帯・自動車電話
 携帯・自動車電話の通話量を距離区分別にみると、通話回数及び通話時間ともに90%以上が、営業区域内及び営業区域隣接県への通話となっていることが分かる(図表2))。
 距離区分別に1通話当たりの平均通話時間は、営業区域内及び営業区域隣接県への通話が1分27秒、その他の通話は2分44秒と、1回当たりの通話時間が距離区分が長くなるに従って長くなっている(図表3))。
3)PHS
 PHSの通話量を距離区分別にみると、通話回数では約80%が、通話時間では約76%が区域内及び隣接区域への通話となっている(図表4))。
 距離区分別に1通話当たりの平均通話時間をみると、携帯・自動車電話同様に距離区分が長くなるほど1回当たりの通話時間が長くなる傾向がある(図表5))。

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郵政省資料により作成
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※ 携帯・自動車電話発、加入電話等着のデータのみで作成。
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※ 携帯・自動車電話発、加入電話等着のデータのみで作成。
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※ PHS発、加入電話等及びPHS着のデータのみで作成。
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※ PHS発、加入電話等及びPHS着のデータのみで作成。
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