平成12年版 通信白書

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第2章 情報通信の現況

第9節 情報化

1 企業の情報化

企業におけるLANの利用率が90%を超えた

1)企業調査
 「通信利用動向調査(企業調査)」によれば全国の(農業、林業、漁業及び鉱業を除く。)従業者数300人以上の企業における通信網の利用動向及び通信ネットワーク関係費用は以下のとおりである。
(i)企業における通信網の利用動向(図表1))
 各通信網の中では、LANの利用が90.3%(対前年度比7.0ポイント増)と最も高く、初めて90.0%を超えた。
 電子メールの利用率は86.0%(対前年度比9.8ポイント増)となり、前年度と比較して最も高い伸びを示した。
(ii)企業の通信ネットワーク関係費用(図表2))
 各費用の平均額の中では、レンタル・リース料が最も高く(6,320万円)、次いでソフトウエア委託開発費・購入費・使用料(3,710万円)、第一種電気通信事業者の回線利用料(3,260万円)と続いている。
2)事業所調査
 「通信利用動向調査(事業所調査)」によれば全国の(郵便業及び通信業を除く。)従業者数5人以上の事業所の情報通信関連機器の保有状況は、以下のとおりである。
(i)事業所の情報通信関連機器保有率(図表3))
 主な情報通信関連機器の保有率をみると、無線呼出し(ポケベル)の減少が著しく、対前年度比10.0ポイント減少したことが特徴的である。
(ii)事業所の情報通信関連機器平均保有台数(図表4))
 保有事業所の1事業所当たりの平均保有台数において、前年度と比較して最も特徴的なのは、PHSの保有台数が前年度より1.3台、次いでパソコンの保有台数が前年度より1.0台と増加していることである。一方、自動車電話及び携帯情報端末の保有台数は前年度より1.2台減少している。

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「通信利用動向調査(企業調査)」(郵政省)により作成
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「通信利用動向調査(企業調査)」(郵政省)により作成
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「通信利用動向調査(事業所調査)」(郵政省)により作成
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「通信利用動向調査(事業所調査)」(郵政省)により作成
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