昭和50年版 通信白書

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10 新聞・通信用

 新聞社及び通信社の事業は,随時随所に発生するいろいろな事件を迅速かつ正確に報道することが生命であって,この手段としての通信が必要不可欠なものであることはもちろんであるが,特に,無線通信は,陸上移動無線及び同報無線のように,ニュースの取材,収集及び供給に関し,重要な役割を果たしている。
 これらのうち97%が陸上移動無線であり,これに使用する周波数は,VHF帯及びUHF帯で,主として取材活動に使用されている。
 また,同報無線は,通信社がVHF帯及びUHF帯を使用して,一般ニュースのほか,経済ニュース等を官公署,金融機関,商社等に通報している。
 49年度末現在新聞社及び通信社は3,139局の無線局を運用している。

 

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