昭和50年版 通信白書

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2 放送時間

(1) NHK
 49年度における中波放送,超短波放送及びテレビジョン放送の放送事項別放送時間は,第2-5-2表,第2-5-3表及び第2-5-4表のとおりである。
 事項別の放送時間の比率を前年度と比較すると,中波放送,超短波放送及びテレビジョン放送とも番組改定等により若干の変化があった。
 なお,テレビジョン放送の放送時間については,資源・エネルギー節減のための臨時措置として年度当初から9月8日までは1日当たり総合約1時間40分,教育約1時間50分それぞれ短縮し,9月9日から年度末までは1日当たり総合約45分,教育約30分それぞれ短縮したことによって,1週間平均放送時間が前年度に比べ減少している。
(2) 民間放送
 49年度における中波放送,超短波放送及びテレビジョン放送の放送事項別放送時間比率は,第2-5-5表及び第2-5-6表のとおりである。
 各放送の種類ごとの1日当たりの放送時間は,前年同期と大きな変化はないが,テレビジョン放送の放送時間については,48年11月資源・エネルギー節減のため郵政大臣から午前零時以後の放送の自粛要請が出され,49年度当初は全社平均で36分間短縮された。また,49年9月この要請が撤廃された後も“資源とエネルギーを大切にする運動”に対する協力によって年度末には自粛前に比べ17分間短縮されている。
 また,各放送の種類ごとの放送番組のうち教育番組及び教養番組を合わせた時間比率は,ラジオ放送25.7%(前年同期25.6%),テレビジョン放送37.4%(同38.0%)であって前年同期と大きな変化はなく,商業番組の占める比率も前年同期と大きな変化はない。
 なお,広告主の産業種別比率は第2-5-7表のとおりであって,前年同期と大きな変化がなく,ラジオ放送及びテレビジョン放送とも製造業が最高位を占めている。

第2-5-2表 NHKの中波放送番組の放送事項別放送時間及び比率

第2-5-3表 NHKの超短波放送番組の放送事項別放送時間及び比率

第2-5-4表 NHKのテレビジョン放送番組の放送事項別放送時間及び比率

第2-5-5表 民間放送のラジオ放送番組の放送事項別放送時間比率

第2-5-6表 民間放送のテレビジョン放送番組の放送事項別放送時間比率

 

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