昭和50年版 通信白書

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3 放送の受信状況

 NHKが49年11月に行った全国聴視率調査によれば,テレビジョン放送(NHK及び民間放送)に対する国民の接触率(テレビジョン放送を少しでも見た人の割合)は,平日93%でほとんどの国民が何らかの形でテレビジョン放送を見ていることを示している。また,視聴時間は1日平均3時間38分に及んでいる。一方,ラジオ放送に対する国民の接触率は平日29%であり,テレビジョン放送に比較して国民の接触率は低く,聴取時間も少ないが,ラジオ放送は聴取者態様の変化に対応することによって,安定した聴取状況を保っている(第2-5-8表及び第2-5-9表参照)。
 NHKの受信契約数は第2-5-10表のとおり逐年増加し,49年度末現在普通契約520万9,702件,カラー契約2,054万3,694件,合計2,575万3,396件となっている。
 なお,47年3月を境にカラー契約数が普通契約数を上回り,引き続き毎月カラー契約数は増加し,普通契約数は減少の傾向をたどっている。

第2-5-7表 広告主の産業種別放送時間比率

第2-5-8表 テレビ・ラジオ接触者率の変化(全国,7歳以上の国民)

第2-5-9表 テレビ・ラジオ平均聴視時間量(全国,7歳以上の国民)

第2-5-10表 NHKの受信契約者数の推移

 

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