昭和49年版 通信白書

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第1部 総  論

第1章 通信の現況

 昭和48年度の我が国経済においては,引き続く物価高騰に対処するため,数次にわたる公定歩合の引上げ等総需要抑制の措置が強力に推し進められた。後半からは,石油危機に象徴される資源をめぐる困難な情勢も加わり,49年1〜3月には実質国民総生産前期比5%減の事態を生じた。社会経済活動の基盤をなす通信もその例外ではあり得ず,49年を迎えるころから停滞の様相を見せ始めている。
 本章では,48年度の通信について,まず年間の状況を概括的には握するとともに,主な動きを取り上げ,次いで48年度の経済動向との関連を明らかにする。

 

 

 

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