昭和49年版 通信白書

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3 国際電電の情報通信事業

 国際電電は,電電公社と同じくデータ通信設備使用契約に基づいて電気通信回線及びこれに接続する電子計算機等からなる電気通信設備を一体として設置し,48年3月20日から国際オートメックスサービスを行っている。これはユーザ各企業ごとの通信網サービスであり,国際電電のセンターに設置した電子計算機システムに海外及び国内の端末機を結ぶ電気通信回線を接続し,同一ユーザの端末機相互間に流れるメッセージ処理を提供するサービスである。
 サービス内容としては,メッセージの中継,交換のほか多あて先通信文の送出,通信文の優先伝送,通信文の再送,伝送速度の変換等の機能を持ち,更に端末装置についてはポーリング方式も可能である。
 48年度末現在の日本におけるユーザ数は3,端末数は23となっている。

 

 

 

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