昭和49年版 通信白書

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2 郵便集配施設

(1) 郵便集配作業用車両
 郵便集配用車両としては,集配作業を能率化するため主として軽四輪車,自動二輪車を使用しており,第2-1-22表のとおり,これら車両類の増備を図っている。
 48年度末現在で全国の配備両数は,軽四輪車3,296両,自動二輪車4万4,588両の計4万7,884両となっている。
(2) 集配作業の外部委託
ア.取集関係
 差出物数の多い地域に所在する郵便局においては,配達作業と分離した取集作業を単独に実施しているが,そのうち大都市を中心に中都市以上に所在する郵便局の取集区については取集作業の効率化を図るため,運送業者等に委託して取集作業を郵便専用自動車で実施している。
 48年度末で全国の取集区数6,178区のうち22.4%に当たる1,384区については運送業者等に委託しているが,今後とも郵便物の多い取集区を対象に引き続き拡大していくこととしている。
イ.辺地,離島の集配関係
 辺地,離島においては,1日の配達物数,取集物数ともきん少にかかわらず,地況,交通事情等の関係から集配作業に比較的長時間を要しているので,効率化を図るためこれらの地域における集配作業を民間に委託している。

第2-1-21表 年度別普通郵便局局舎改善状況

第2-1-22表 郵便集配作業用車両の配備状況

 

 

 

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