昭和49年版 通信白書

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8 国際放送

 NHKにおいて行っている国際放送には,郵政大臣の命令による国際放送とNHKの業務としての国際放送とがあり,NHKはこれらを一体として行っている。また,国際放送には地域別放送(特定の地域向け)及びゼネラルサービス(一般向け)がある。国際放送の年度別実施状況は第2-5-18表のとおりである。
 放送番組は,ニュースが63%でその大半を占め,次いで国情紹介31%となっている。使用周波数帯は6MHz〜21MHzである。
 48年度における国際放送の実施状況は,概要次のとおりである。
(1) 放送区域(18)
 欧州,欧州(ロシア),北米東部,北米西部,中米,アフリカ,中東・北アフリカ,南米,ハワイ,アジア大陸(北部),アジア大陸(中部),アジア大陸(南部),大洋州,東南アジア,南西アジア,フィリピン・インドネシア,東アジア,朝鮮
 このほか全世界向けのゼネラルサービスがある。
(2) 放送時間 1日延べ37時間
 地域別放送(放送区域18)延べ23時間30分,ゼネラルサービス13時間30分である。
(3) 使用語(48年度末現在21)
 英語,ドイツ語,フランス語,スウェーデン語,イタリア語,スペイン語,ポルトガル語, ロシア語,中国語,インドネシア語,マレー語,タイ語,ビルマ語,ヴィエトナム語,ヒンディ語,ウルドウ語,ベンガル語,アラビア語,スワヒリ語,朝鮮語,日本語

第2-5-18表 国際放送実施状況の推移

 

 

 

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