総務省トップ > 政策 > 白書 > 28年版 > ICTの進化と雇用、働き方の課題
第1部 特集 IoT・ビッグデータ・AI〜ネットワークとデータが創造する新たな価値〜
第1節 ICTの進化と雇用、働き方

4 ICTの進化と雇用、働き方の課題

ICTによる雇用や働き方の変化は、仕事に必要とされるスキルも変えていくと予想されている。企業でのICT利活用の進展に伴い、ICTを使いこなす力(ICT活用能力)が重要な職業スキルと認識されて久しい。その中でも、近年注目を集めている人工知能(AI)の進歩は、必要とされるICT活用能力の内容に不連続な変化をもたらすと考えられる。しかしながら、我が国では企業におけるデジタル化の遅れが指摘されるなど、企業と個人の双方にてICTの活用に向けた取組の遅れが指摘される。

以上のような問題意識に基づき、第2節以降では、人工知能(AI)の現状などを紹介しつつ、人工知能(AI)を中心とするICTの進化が雇用や働き方に及ぼす影響等や今後どのようの対応が必要となってくるかを日米就労者アンケート、有識者へのアンケートやインタビューを通じて提示する。

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