総務省トップ > 政策 > 白書 > 28年版 > ブロードバンドインフラの整備促進
第2部 基本データと政策動向
第11節 海外の政策動向

(1)ブロードバンドインフラの整備促進

2013年に公表された「ブロードバンド中国戦略」の推進に向け、2015年5月、国務院は、「高速ブロードバンドネットワーク構築加速化とネットワーク速度向上及び料金低廉化推進に関する指導意見」を公表した。同意見においては、2015年〜2017年に合計1兆元以上を投資して、都市のFTTH化とLTE網の構築を加速することとし、2017年末までに、大部分の都市部家庭における100Mbpの光ファイバ接続環境、主要都市におけるブロードバンド平均アクセス速度30Mbps超、80%以上の行政村における光ファイバ開通、4Gネットワークの全面普及等の実現に取り組むこととしている。あわせて、ネットワーク料金の低廉化、電気通信市場の民間資本への開放促進、電気通信市場の監督強化等が打ち出された。

さらに、農村や条件不利地域におけるブロードバンド整備促進のため、2015年10月、国務院常務会議は、農村等におけるデジタルディバイド解消に向けた中央財政資金の活用による新たなユニバーサルサービス補償制度の導入を決定した。

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