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第2部 基本データと政策動向
第2節 電気通信事業政策の展開

(2)個人情報・利用者情報等の適正な取扱い

スマートフォンに蓄積される様々な利用者情報については、アプリケーション(以下「アプリ」という。)が収集・利用しており、収集した情報が第三者へ提供されている場合もある一方、利用者にとっては、どのような情報が収集され、また利用されているのかが分かりにくいといった不安や懸念が生じている。

このような中、総務省は、プライバシーポリシーの普及と、運用面・技術面から第三者が当該アプリを検証する仕組み(以下「第三者検証」という。)を推進するにあたっての諸課題について検討し、平成26年度に引き続き平成27年度においても第三者検証システム(図表6-2-2-2)の構築に向けた実証実験を実施した。

図表6-2-2-2 スマートフォン アプリケーションのプライバシーに関する第三者検証の仕組み
【出所】総務省作成

総務省としては、これらの結果から、「スマートフォンの利用者情報等に関する連絡協議会」(SPSC)等を通じて事業者に対してプライバシーポリシーの正確な記載を一層求めていくとともに、利用者に対しても、自らのプライバシーを守る第一歩として、アプリを利用する際にはプライバシーポリシーの記載内容等を確認するよう周知・啓発を図っていく方針である。

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