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第2部 基本データと政策動向
第1節 ICT産業の動向

第5章 ICT分野の基本データ

第1節 ICT産業の動向

1 ICT産業の経済規模

(1)市場規模(国内生産額)

●情報通信産業の市場規模は、全産業中で最大規模の8.7%

2014年の情報通信産業1の市場規模(名目国内生産額)は84.1兆円で全産業の8.7%を占めており、情報通信産業は、全産業の中で最大規模の産業である(図表5-1-1-1)。その推移をみると、2000年から数年はITバブル崩壊を反映して、生産額はやや下降傾向で推移した。2005年より生産額は再度上昇傾向に入ったものの、2008〜2009年にかけてリーマンショックの影響で大きく生産額を落とした。さらに2010年以降も情報通信産業の生産額は回復せず下降を続けたが、2012〜2014年にやや回復を見せている(図表5-1-1-2図表5-1-1-3)。

図表5-1-1-1 主な産業の市場規模(名目国内生産額)(内訳)(2014年)
(出典)総務省「ICTの経済分析に関する調査」(平成28年)
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図表5-1-1-2 主な産業の市場規模(名目国内生産額及び実質国内生産額)の推移2
(出典)総務省「ICTの経済分析に関する調査」(平成28年)
「図表5-1-1-2 主な産業の市場規模(名目国内生産額及び実質国内生産額)の推移2」のExcel(1)はこちらEXCEL / Excel(2)はこちらEXCEL / CSV(1)はこちら / CSV(2)はこちら
図表5-1-1-3 情報通信産業の市場規模(名目国内生産額及び実質国内生産額)の推移3
(出典)総務省「ICTの経済分析に関する調査」(平成28年)
「図表5-1-1-3 情報通信産業の市場規模(名目国内生産額及び実質国内生産額)の推移3」のExcel(1)はこちらEXCEL / Excel(2)はこちらEXCEL / CSV(1)はこちら / CSV(2)はこちら

一方、2005年価格による主な産業の市場規模(実質国内生産額)の推移をみると、2008〜2009年にかけてリーマンショックによる落ち込みはあったものの、2010年には98.3兆円まで回復し、その後横ばいの状態が続いている(図表5-1-1-2)。情報通信産業の市場規模(実質国内生産額)は2014年時点では前年比0.1%減少の98.3兆円である(図表5-1-1-3)。なお、1995年から2014年の年平均成長率は2.3%であった。



1 情報通信産業の範囲については、巻末付注1を参照。

2 数値の詳細については巻末データ1及びデータ2を参照。

3 数値の詳細については巻末データ6及びデータ7を参照。

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