総務省トップ > 政策 > 白書 > 28年版 > Enlitic(人工知能(AI)による悪性腫瘍の検出)
第1部 特集 IoT・ビッグデータ・AI〜ネットワークとデータが創造する新たな価値〜
第3節 公共分野における先端的ICT利活用事例

(3)Enlitic(人工知能(AI)による悪性腫瘍の検出)

Enliticは、人工知能(AI)のうちディープラーニングの技術を用いて画像診断(X線、CTスキャン、MRIなど)の結果などから悪性腫瘍を検出するサービスである(図表3-3-1-12)。米国のサンフランシスコに拠点を置くEnlitic社が2014年から提供している。

図表3-3-1-12 Enliticのイメージ
(出典)Enlitic社ホームページ2

同社によると、肺がん検出率の精度は、放射線医師が1人だけで肺がんを検出する精度を5割以上も上回るという3。我が国では3人に1人が癌で死亡する状況であり、技術によって課題を解決する事例としても期待される。



2 http://www.enlitic.com/solutions.html別ウィンドウで開きます

3 http://www.enlitic.com/science.html別ウィンドウで開きます

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