総務省トップ > 政策 > 白書 > 28年版 > 人工知能(AI)普及の更なる拡大に向けて
第1部 特集 IoT・ビッグデータ・AI〜ネットワークとデータが創造する新たな価値〜
第4節 必要とされるスキルの変化と求められる教育・人材育成のあり方

1 人工知能(AI)普及の更なる拡大に向けて

人工知能(AI)の活用にはさまざまなステップがあるため、人工知能(AI)の活用が一般化する時代に求められる人材や能力は、多岐にわたる可能性がある。

例えば、人工知能(AI)の企画・設計・開発においては、人工知能(AI)を活用する対象を選定し、システムをデザインすることが重要になるが、そのような場面では、より良い企画を発想、創造することなどが必要とされる。一方、アルゴリズムを設計・開発する場面では、課題解決能力、論理的思考などが必要とされる。また、人工知能(AI)の運用においては、カルチャーやビジネスの考え方が異なる組織間の意向を調整することが重要になるが、そのような場面では、多様な他者と円滑なコミュニケーションを行えることなどが必要とされる一方、率先した導入を推進する場面では、何事にもチャレンジしたり、自ら率先して行動することなどが必要とされる。

テキスト形式のファイルはこちら

ページトップへ戻る