総務省トップ > 政策 > 白書 > 28年版 > テレワークの推進
第2部 基本データと政策動向
第6節 ICT利活用の推進

(3)テレワークの推進

テレワークは、ICTを活用して、時間と場所を有効に活用できる柔軟な働き方を可能にするものであり、就業者のワーク・ライフ・バランス向上や、企業の生産性向上に貢献するものと期待されている。総務省では、地方創生に向けたテレワークの有効活用の在り方等について、平成26年10月から「地方のポテンシャルを引き出すテレワークやWi-Fi等の活用に関する研究会」において検討を行い、いつもの仕事がどこでもでき、東京の仕事をそのまま地方で続けられるという、テレワーク本来の特性を最大限引き出す「ふるさとテレワーク」(図表6-6-1-5)について提言を取りまとめた。

図表6-6-1-5 ふるさとテレワーク

この「ふるさとテレワーク」の普及展開を図るため、平成27年度に「ふるさとテレワーク推進のための地域実証事業」として、全国15ヶ所で、地域や業務の特性に応じた「ふるさとテレワーク」の在り方に関する実証を行った3

総務省は、これら各事業の実施状況の進捗を把握し、助言を行うとともに「ふるさとテレワーク」の周知啓発等を行うことを目的として、同年9月以降、東京及び地方において「ふるさとテレワーク推進会議」4を開催した。

また、テレワークのさらなる普及促進を図るため、「テレワーク先駆者百選」及び「HAPPYテレワーク賞」を新たに創設し、平成28年4月、テレワークの導入・活用を進めている企業・団体等を「テレワーク先駆者百選」として公表したほか、テレワークを実施することによりワーク・ライフ・バランス向上に貢献する等の効果があったテレワーク経験者のエピソードや、一般国民からのテレワーク利用のアイデアを表彰した5



3 「ふるさとテレワーク推進のための地域実証事業」に係る委託先候補の決定:
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/02ryutsu02_03000208.html別ウィンドウで開きます

4 ふるさとテレワーク推進会議:http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/kenkyu/furusato_telework/index.html別ウィンドウで開きます

5 「テレワーク先駆者百選」及び「HAPPYテレワーク賞」の公表:
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu02_02000125.html別ウィンドウで開きます

テキスト形式のファイルはこちら

ページトップへ戻る