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第1部 特集 IoT・ビッグデータ・AI〜ネットワークとデータが創造する新たな価値〜
第4章 ICTの進化と未来の仕事

第4章 ICTの進化と未来の仕事

第1章第1節でみたように、IoT・ビッグデータ・AI等の進化したICTの利活用が創造する未来は、企業の業務効率化(プロセス・イノベーション)、潜在需要を喚起する新商品・サービスの開発・提供(プロダクト・イノベーション)、商品・サービスのデザイン・販売(マーケティングイノベーション)、業務慣行・組織編成(組織イノベーション)、さらには社会的課題への対応(ソーシャル・イノベーション)といった様々なイノベーションの実現を可能にするとみられている。本章ではその実現において重要なパーツとなる膨大なデータの処理・分析を担う人工知能(AI)について、歴史や現状、起こりうる未来を技術やサービスの面から把握する。

また、人工知能(AI)は近年における国内外の研究などから人の雇用を代替する可能性があるものとしてネガティブに語られることが多い。そのような人工知能(AI)と雇用についての日米就労者および我が国有識者の認識についてのアンケート結果を紹介しつつ、人工知能(AI)の専門家や人工知能(AI)の導入を進めている企業の専門家、人工知能(AI)と雇用の関係に関する専門家、人工知能(AI)と人材育成・教育との関係に関する専門家へのインタビューを通じて、人工知能(AI)の進化と今後求められる対応を提示する。

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