総務省トップ > 政策 > 白書 > 28年版 > クラウドサービスの利用動向
第2部 基本データと政策動向
第2節 ICTサービスの利用動向

(3)クラウドサービスの利用動向

ア クラウドサービスの利用状況

●クラウドサービスを利用している企業の割合は2014年末から上昇

一部でもクラウドサービスを利用していると回答した企業の割合は44.6%であり、2014年末の38.7%から5.9ポイント上昇している(図表5-2-1-20)。産業別にみると、「金融・保険業」が61.4%と最も高い。また、資本金規模別にみると、資本金50億円以上企業で79.2%と最も高い(図表5-2-1-21)。

図表5-2-1-20 クラウドサービスの利用状況
(出典)総務省「通信利用動向調査」
http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/statistics/statistics05.html別ウィンドウで開きます
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図表5-2-1-21 クラウドサービスの利用状況(産業別及び資本金規模別)
(出典)総務省「通信利用動向調査」
http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/statistics/statistics05.html別ウィンドウで開きます
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イ クラウドサービスの利用内訳

●利用しているサービスは「電子メール」が最も多い

利用しているサービスをみると、「電子メール」が51.9%と最も高く、次いで「ファイル保管・データ共有」(51.3%)、「サーバー利用」(42.9%)となっている(図表5-2-1-22)。

図表5-2-1-22 クラウドサービスの利用内訳
(出典)総務省「通信利用動向調査」
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ウ クラウドサービスを利用している理由

●クラウドサービスを利用している理由は「資産、保守体制を社内に持つ必要がないから」が約4割と最も高い

クラウドサービスを利用している理由をみると、「資産、保守体制を社内に持つ必要がないから」が42.3%と最も高く、次いで「どこでもサービスを利用できるから」(33.4%)、「初期導入コストが安価だったから」(31.9%)となっており、主に機能面及びコスト面からの理由が挙げられている(図表5-2-1-23)。

図表5-2-1-23 クラウドサービスを利用している理由
(出典)総務省「通信利用動向調査」
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エ クラウドサービスを利用しない理由

●クラウドサービスを利用していない理由は「必要がない」が最も高い

クラウドサービスを利用しない理由としては、「必要がない」が42.9%と最も高く、次いで「情報漏洩などセキュリティに不安がある」(38.8%)、「メリットが分からない、判断できない」(22.5%)となっている(図表5-2-1-24)。

図表5-2-1-24 クラウドサービスを利用しない理由
(出典)総務省「通信利用動向調査」
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