平成11年版 通信白書

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第2章 情報通信の現況

4 雇用

9年の情報通信産業の就業者数は387.1万人

1)情報通信産業の就業者数の推移(図表1))
 我が国の情報通信産業の就業者数注11は、9年には387.1万人となった。また、全産業に占めるシェアは6.8%となった。
 昭和55年から9年にかけての、情報通信産業の就業者数の年平均成長率は2.4%となっている。また、情報通信産業の就業者数の推移を期間別にみると、2年において392.4万人とピークに達し、その後2年から7年にかけて一時的に減少したが、9年には再び増加している。
2)情報通信産業における部門別就業者数の比較(図表2))
 就業者数を情報通信産業における部門別でみると、9年において最も就業者数が多いのは情報関連サービスの124.1万人、次いで情報通信機器製造の91.4万人となっている。
 昭和55年から9年にかけての年平均成長率をみると、最も年平均成長率が高いのは情報ソフトの14.1%、次いで研究の3.4%となっている。
 一方、通信の就業者は昭和60年をピークに減少傾向をたどっており、昭和60年から9年にかけて15.3万人減少している。NTT(NTTドコモグループを含む)の雇用者数は昭和60年から9年にかけて15.1万人減少しており、民営化以降のNTTの雇用者数の減少がこの大きな要因であると考えられる。
3)産業別就業者数の比較(図表3))
 9年の産業別就業者数について主な産業をみてみると、小売が最も多く716.0万人、次いで建設の694.0万人となっている。昭和55年から9年にかけての年平均成長率を比較すると、情報通信産業は小売3.2%、建設2.7%に次ぐ高い成長率を示している。

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