平成9年版 通信白書

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第3章 放送革命の幕開け

(3)衛星放送高度化技術に関する検討

 高度な衛星放送サービスを実現するためには、高品質・高能率・高出力の広帯域衛星放送並びに地域別衛星放送等の高度衛星放送を実現させることが必要である。このため、8年度から通信・放送機構において、衛星デジタル伝送技術、衛星移動通信技術、高度衛星アンテナ技術、高出力・固体化・高信頼化技術、減衰軽減・補償技術の研究が行われている。
 9年度については、打ち上げ予定の通信放送技術衛星(COMETS)において、21GHz帯高度衛星放送の実験が行われる予定である。

 

 

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