NICTが運用している大規模サイバー攻撃観測網(NICTER)のダークネット観測で確認された2025年の1IPアドレス当たりの観測パケット数(約250万パケット)は、2015年(約25万パケット)と比較して10倍となっているなど、依然多くの観測パケットが届いている状態である(図表Ⅱ-1-10-3)。また、2025年の総観測パケット数は各IPアドレスに対して約13秒に1回観測されたことに相当する。
なお、2025年は過去最高の観測数を記録しており、インターネット上を飛び交う観測パケットは2024年と比較して更に活発化している状況であるといえる。
NICTERでのサイバー攻撃関連の通信内容をみると、2024年と同様にIoT機器を狙った通信が最も多く観測されている。次いで、HTTP・HTTPSで使用されるポートへの攻撃が多く観測されている。また、多数の宛先ポートにスキャンを行うIoTマルウェアによる攻撃が増加し、上位10ポート以外の「その他」宛ての攻撃割合が増加している(図表Ⅱ-1-10-4)。
また、2025年中の不正アクセス行為の禁止等に関する法律(以下「不正アクセス禁止法」という。)違反事件の検挙件数は431件であり、前年と比べ132件減少した。
【関連データ】不正アクセス禁止法違反事件検挙件数の推移
出典:警察庁・総務省・経済産業省「不正アクセス行為の発生状況及びアクセス制御機能に関する技術の研究開発の状況」を基に作成
URL:https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r08/html/datashu.html#f00271
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