平成14年版 情報通信白書

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第2章 情報通信の現況

(4)衛星

−JCSAT-2の後継機であるJCSAT-2Aの打上げに成功

(1)静止衛星
 平成13年度末における国内サービスに使用中の主な静止衛星についてみると、概要は図表のとおりとなっている。さらに、平成14年3月には、ジェイサットが東経154度にJCSAT-2の後継機であるJCSAT-2Aの打上げに成功している。
 静止衛星の主な利用分野についてみると、通信衛星では、JCSAT、スーパーバード及びPASが企業内通信用、CSデジタル多チャンネル放送用及び衛星インターネット用、N-STARが離島通信用、災害時等の迂回用及び移動通信サービス用として使用されている。また、放送衛星では、BSAT-1aがBSアナログ放送用(バックアップとしてBSAT-1b及びBS-3Nを使用)、BSAT-2aがBSデジタル放送用として使用されている。
 そのほか、静止衛星は全世界を対象とした移動通信システム等の国際サービスにも使用されており、主な衛星としてインマルサット、インテルサットがある。

(2)周回衛星
 周回衛星についてみると、平成11年3月からオーブコムジャパンが地球規模の双方向データ通信及び測位サービスを開始している。また、平成11年12月には米オーブコム社とカナダのテレデシック社が協同して7機の通信衛星の打上げに成功しており、平成13年度末現在、オーブコムは35機体制となっている。

 
図表 国内サービスに使用中の主な静止衛星の概要(平成13年度末)
図表 国内サービスに使用中の主な静止衛星の概要(平成13年度末)
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