平成14年版 情報通信白書

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第3章 情報通信政策の動向

11 ユビキタスネットワーク技術の将来展望

−ネットワークへの多様なアクセスや大容量アプリケーションの利用が可能な「ユビキタスネットワーク社会」の実現

 今後、ネットワークの一層の高速化が進展し、ネットワークへの多様なアクセスが可能となるとともに、大容量アプリケーションの利用が受けられる「ユビキタスネットワーク社会」の到来が期待されており、欧米においても、ネットワーク技術に関する多様な研究開発プロジェクトが産学官により推進されている。この動きに対し、我が国の国際競争力を確保し、戦略的な研究開発を推進するためには、ユビキタスネットワーク時代を展望した総合的な研究開発推進方策を早急に検討することが必要である。
 総務省では、ユビキタスネットワーク技術の将来イメージを明確化するとともに、社会的・経済的効果、取り組むべき研究開発課題、実現に向けた推進方策等を検討するため、平成13年11月から「ユビキタスネットワーク技術の将来展望に関する調査研究会(座長:齊藤忠夫 中央大学理工学部教授)」を開催し、平成14年6月に検討結果を取りまとめることとしている。今後総務省では、本調査研究会の検討結果を受けて、「ユビキタスネットワーク社会」の実現に必要な技術の研究開発を推進する予定である。

 
図表 ユビキタスネットワーク社会の将来展望
図表 ユビキタスネットワーク社会の将来展望

 
参考:「ユビキタスネットワーク技術の将来展望に関する調査研究会」報告書
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