総務省トップ > 政策 > 白書 > 令和4年版 > 半導体市場の動向
第2部 情報通信分野の現状と課題
第5節 国内外における機器・端末関連の動向

3 半導体11市場の動向

世界の半導体の出荷額は、2015年以降増加傾向にあり、2021年には9兆4,999億円(前年比26.7%増)となった(図表3-5-3-1)。内訳をみると、ディスクリート半導体が最も多く、近年大きく成長しているのは画像センサとなっている。

日本の半導体の出荷額は、2018年から減少していたものの、2021年は7,412億円(前年比29.6%増)と増加に転じた(図表3-5-3-2)。内訳をみると、世界市場と同様にディスクリート半導体が最も多く、全体の半数弱を占めている。

図表3-5-3-1 世界の半導体出荷額の推移
(出典)Omdia
図表3-5-3-2 日本の半導体出荷額の推移
(出典)Omdia


11 本項では、デジタルトランスフォーメーション(DX)で導入が進むIoTやAIを実装した電子機器においてキーデバイスとして位置付けられる、画像センサ、MCU、MEMSセンサ、及び不可欠な電源に使われるディスクリート半導体を指す。

テキスト形式のファイルはこちら

ページトップへ戻る