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第2部 情報通信分野の現状と課題
第6節 ICT利活用の推進

(3) クラウドサービスの導入促進

ASP・SaaS、PaaS及びIaaSなどのクラウドサービスの普及に伴い、利用者がクラウドサービスの比較・評価・選択などに十分な情報を得られる環境の整備が必要となっている。総務省では、こうした観点から、2011年(平成23年)(2022年(令和4年)一部改正)に「クラウドサービスの安全・信頼性に係る情報開示指針」を策定・公表している。これをもとにした民間での活用事例としては、一般社団法人日本クラウド産業協会(ASPIC)が、上記指針に則りクラウド事業者による情報開示について設けている分野別の認定制度が挙げられる。

そのほか、クラウドサービスの優良事例の周知・広報等について、業界団体との連携を通じて取り組んでいる。

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