●世帯ではパソコン、携帯電話、スマートフォンともに迷惑メール受信(架空請求を除く)による被害経験が最も高く、企業ではコンピュータウイルス関係の被害経験が最も高い
インターネット利用に伴う過去1年間の被害経験について世帯に尋ねたところ、自宅パソコンでの被害経験は、「迷惑メールを受信(架空請求を除く)」が43.6%で最も高く、次いで、「ウィルス発見したが感染なし」が23.9%、「ウィルスに1度以上感染」が9.5%となっている。携帯電話等での被害経験は、「迷惑メールを受信(架空請求を除く)」が61.0%で最も高く、次いで、「迷惑メールを受信(架空請求)」が20.8%となっている。また、スマートフォンでの被害経験も、「迷惑メールを受信(架空請求を除く)」が56.0%で最も高く、次いで、「迷惑メールを受信(架空請求)」が20.2%となっており、メールによる被害が多い傾向があることがわかる(図表5-3-3-3)。
また、情報通信ネットワークを利用している企業に対しても同様に尋ねたところ「ウィルス発見又は感染」が36.1%、次いで「コンピュータウィルスを発見したが感染しなかった」が24.1%となっている(図表5-3-3-4)。