●電気通信事業の売上高をみると、移動通信が全体の過半数を占め、役務別ではデータ伝送役務の占める比率が年々上昇
平成24年度における電気通信事業の売上高は、12兆9,551億円(前年度比2.4%減)となっている(図表5-5-1-1)。
固定通信と移動通信の売上比率をみると、固定通信の割合が32.1%、移動通信(携帯電話及びPHS)が52.3%となっている(図表5-5-1-2)。売上高の役務別比率をみると、音声伝送役務の割合が全体の37.6%であり、データ伝送役務は46.8%となっている(図表5-5-1-3)。
また、平成25年度の携帯電話のARPU(Average Revenue Per User:1契約当たりの売上高)は4,513円となっており、そのうち、音声通信以外のARPUは3,186円、音声のARPUは1,284円となっている(図表5-5-1-4)。