平成18年版 情報通信白書

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第1章 ユビキタスエコノミー

コラム ジャーナリズム化しつつある消費者発信型メディア

災害報道

 新潟中越地震において、ブロガー(ブログをしている人)は、被害の様子や生活情報、必要とされている支援物資、ボランティアの活動状況など、有益な情報を発信した。また、被災地のブロガーから連絡を受けたブロガーがまた別のブロガーへと情報のリレーが行われた。

市民ジャーナリズム

 韓国では、「オーマイニュース(OhmyNews)」という市民記者の投稿によるニュースサイトがある。2003年に発足し、サイトに登録した人は誰もが「記者」になる仕組みとなっている。市民記者は、実名を使えば好きなことをサイトに掲載できる権限を与えられ、その著作権はオーマイニュースとの共有となる。多いときには、約3万7,000人の市民記者が、毎日150〜200本の記事を寄せていた9


9  editorsweblog.orgによるOhmyNews Internationalのディレクター Jean K. Min氏へのインタビュー記事(2005年4月)参照

 第5節 消費者発信型メディアの台頭

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