平成18年版 情報通信白書

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第1章 ユビキタスエコノミー

コラム 国際取引

 コンテンツの種別ごとの貿易収支を見ると、ゲームソフト(家庭用テレビゲーム)を除くと、映画、音楽、雑誌、書籍等は輸入超過となっている。コンテンツ市場の海外売上比率は3%であり、現在、海外輸出コンテンツの中核を占めているのはゲームソフトである。なお、米国のコンテンツ市場の海外売上比率は17%であり、また、米国NPD Groupの調査によれば、2005年の米国におけるビデオゲームソフトの売上げ2位、3位は日本発のコンテンツが占めている(図表1)。
 
図表1 コンテンツ別貿易収支
図表1 コンテンツ別貿易収支
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 国内におけるタイトル数シェアについては、ビデオと音楽は国産タイトルの割合が高く、映画はほぼ拮抗している。国内売上シェアについては、音楽は国産タイトルの割合が高く、ビデオは国産と海外でほぼ拮抗している。また、映画は洋画が全興行収入の3分の2を占めている(図表2)。
 
図表2 国内における発売タイトル数と売上高の日本ソフトのシェア(最近5年間)
図表2 国内における発売タイトル数と売上高の日本ソフトのシェア(最近5年間)
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 第9節 コンテンツ配信をめぐる新しい動き

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