平成18年版 情報通信白書

本文へジャンプ メニューへジャンプ
トップページへ戻る
操作方法


目次の階層をすべて開く目次の階層をすべて閉じる

第1章 ユビキタスエコノミー

2 ネットオークションの利用状況

 インターネット利用者のうちネットオークションの利用率は31.1%に上っており、利用者のうち「落札者」(「出品・落札利用者」及び「落札のみ利用者」)の割合は94.5%、「出品者」(「出品・落札利用者」及び「出品のみ利用者」)の割合は43.4%となっている(図表1-8-12)。
 
図表1-8-12 ネットオークションの利用状況
図表1-8-12 ネットオークションの利用状況
Excel形式のファイルはこちら

 取引品目について、ネットオークションと実店舗であるリサイクルショップ及びフリーマーケットとの比較を行うと、リサイクルショップ及びフリーマーケットでは「書籍・雑誌」の取引が多いのに対し、ネットオークションの利用品目は、特定の品目に利用が集中していることはない(図表1-8-13)。
 リサイクルショップ及びフリーマーケットでは、取引市場の整備環境に差があるため、市場化が進んでいる分野に品目が集中するのに対して、ネットオークションでは、あらゆる商品について実店舗を仲介することなく、同一環境下で、直接取引を行うことが可能であるため、利用品目の多様化が進んでいるものと考えられる。
 
図表1-8-13 リサイクルショップ・フリーマーケットとネットオークションの利用品目
図表1-8-13 リサイクルショップ・フリーマーケットとネットオークションの利用品目
Excel形式のファイルはこちら

 第8節 市場効率性の向上

テキスト形式のファイルはこちら

第1章第8節3 1 ネットオークションの現状 に戻る 第1章第9節1 1 コンテンツとロングテール現象 に進む