平成18年版 情報通信白書

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第1章 ユビキタスエコノミー

3 ネットオークション

1 ネットオークションの現状

 インターネットをはじめとするネットワークの進展により、消費者、小規模企業等の間の直接取引であるネットオークションの仕組みは急速に拡大し、流通総額、流通商品数等が大幅に増加している。
 ネットオークション13における流通総額(ネットオークションにおける落札金額の総額)は2003年度が5,820億円、2004年度は前年度比34.7%増の7,840億円となっている14
 大手ネットオークションサイトにおけるオークションサービスへの「月間ユニークブラウザ数15」は2006年2月時点で2,268万ブラウザであり、2002年6月と比較して173.3%増となっている。また、オークションサービスへの「月間平均出品数」は、2006年2月で928万件、2002年6月との比較では325.7%増となっている(図表1-8-11)。
 
図表1-8-11 ネットオークションへの参加状況
図表1-8-11 ネットオークションへの参加状況
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13  C2Cとは、eメールベースや掲示板等を通じて行われた個人間取引すべてを指すため、その範囲も多岐にわたる。ここでは、C2Cの代表的な取引例として、ネットオークション市場の動向のみ扱っている
14  経済産業省、次世代電子商取引推進協議会、NTTデータ経営研究所「電子商取引に関する実態・市場規模調査」
15  ユニークブラウザ数とは、重複を省いた利用者数。ユニークオーディエンス(unique audience)やユニークビジター(unique visitor)とも呼ばれる

 第8節 市場効率性の向上

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