ICT関連市場における主要プレイヤーを時価総額に基づいて、2024年3月時点と2025年3月時点を比較すると、AppleがMicrosoftを抜き首位となった。引き続き米国GAFAMが上位となっている中、好調な業績に加えて生成AI向けの半導体需要拡大が好感され、NVIDIAが2位に浮上している。2024年は11位だったSamsung Electronics(韓国)は15位圏外となり、その一方でメディア・ソフトウェア関連企業が株式市場での評価を向上させている(図表Ⅱ-1-6-1)。
世界を代表する米中の主なプラットフォーム事業者の売上高の推移をみると、多くの企業は引き続き売上高が拡大しているものの、AppleやAlibaba、Baiduは伸び悩みがみられる(図表Ⅱ-1-6-2)。
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