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第Ⅱ部 情報通信分野の現状と課題
第6節 ICT利活用の推進

(2) 青少年のインターネット利用環境の整備

総務省では、青少年がインターネット上の有害な情報等に接触することを防ぐためのフィルタリング利用の促進や、青少年・保護者等のリテラシー向上に向けた啓発など、青少年がインターネットを安心・安全に利用できる環境の整備に努めている。

具体的には、児童・生徒、保護者・教職員等に対する学校等の現場での無料の啓発講座である「e-ネットキャラバン」の開催、インターネット利用に係るトラブル事例の予防法などをまとめた「インターネットトラブル事例集」24の作成・公表を行うとともに、インターネット上の危険・脅威に対応するための能力とその現状等を可視化するため、毎年、全国の高等学校1年生を対象に「青少年がインターネットを安全に安心して活用するためのリテラシー指標(ILAS:Internet Literacy Assessment indicator for Students)」25のテストを実施している。

また、青少年のインターネットを利用した情報「発信」の拡大や、インターネット利用の低年齢化を踏まえ、こどもの成長や利用状況に即したペアレンタルコントロール26の効果的な普及啓発に取り組んでいる。



24 インターネットトラブル事例集(2025年版)
https://www.soumu.go.jp/use_the_internet_wisely/trouble/別ウィンドウで開きます

25 青少年がインターネットを安全に安心して活用するためのリテラシー指標等に係る調査
−ILAS(Internet Literacy Assessment indicator for Students)−
https://www.soumu.go.jp/use_the_internet_wisely/special/ilas/別ウィンドウで開きます

26 保護者がこどものライフサイクルを見通して、その発達の程度に応じてインターネット利用を適切に管理すること。こどもの情報発信を契機とするトラブル防止の観点を含むものであり、管理の方法としては、技術的手段(フィルタリング、課金制限機能、時間管理機能等)と、非技術的手段(親子のルールづくり等)とに分かれる。(こども大綱(令和5年12月22日閣議決定)P50)

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