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第Ⅱ部 情報通信分野の現状と課題
第5節 サイバーセキュリティ政策の動向

(3) 無線LANセキュリティに関する取組

無線LANは自宅や職場での利用に加え、街なかの公衆無線LANサービスなど幅広く利用が進んでいる。ただし、適切なセキュリティ対策をとらなければ、無線LAN機器を踏み台とした攻撃や情報窃取などの被害を受けるおそれがある。このため総務省では、無線LANのセキュリティ対策に関して、利用者・提供者のそれぞれに向けたガイドラインを策定しており、2025年2月に、最新のセキュリティ動向や技術動向に対応させた改定を行った20

公衆無線LANサービスを利用する者に向けた「公衆Wi-Fi利用者向け簡易マニュアル」と、自宅に無線LANを設置し利用する者に向けた「自宅Wi-Fi利用者向け簡易マニュアル」では、利用者が留意すべきセキュリティ対策ポイントを解説している。飲食店や小売店をはじめとする無線LANの提供者に向けた「公衆Wi-Fi提供者向け セキュリティ対策の手引き」では、利用者と提供者自身のための2つの観点から、必要な対策を解説している。

また、無線LANのセキュリティ対策に関する周知啓発を目的として、最新のセキュリティ対策等を学べる無料のオンライン講座をサイバーセキュリティ月間(2/1〜3/18)に合わせて毎年度開講している。2024年度は、2025年2月5日から3月18日までオンライン講座「今すぐ学ぼう Wi-Fiセキュリティ対策」を開講した。



20 無線LAN(Wi-Fi)のセキュリティに関するガイドライン:https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/cybersecurity/wi-fi/別ウィンドウで開きます

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