総務省トップ > 政策 > 白書 > 令和7年版 > 放送コンテンツの海外展開
第Ⅱ部 情報通信分野の現状と課題
第4節 放送政策の動向

(5) 放送コンテンツの海外展開

動画配信サービスが伸張する中、我が国放送コンテンツが競争力を確保し、拡大する市場を取り込むためには、海外での放送・配信を前提としたコンテンツを製作し、海外展開を積極的に図る必要がある。

また、コンテンツの海外発信は、日本の魅力を海外に伝え、我が国の自然・文化等への関心を高めることにつながり、我が国に対するイメージ向上への寄与が見込まれるため、外交的な観点からも極めて重要である。

このため、総務省では、放送コンテンツの海外展開の推進に向け、引き続き、国内外で開催されるコンテンツの国際見本市(TIFFCOM(日本)、ATF(シンガポール)、MIPCOM(フランス)等)において、官民連携によるセミナー開催などにより効果的な情報発信を行い、海外展開を後押しする。また、2025年度からは、新たに、先進的設備等を活用した実写コンテンツの製作支援、人材育成に取り組むとともに、配信への視聴環境の変化を踏まえ、国内の配信事業者と連携した我が国のコンテンツの海外発信に取り組む。

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