自動運転については、地方自治体や民間企業による社会実装及び大学や民間企業における研究開発により、レベル4(特定条件下における完全自動運転)の実現に向けた取組が進んでいる。AI技術を用いる仕組みへとシフトしつつあるとともに、詳細なルールが記述できる従来のロボット工学的なアプローチを統合したハイブリッドフレームワークの開発も進んでいる6。
世界の自動運転の市場規模は、2024年に400億ドルを超え、2029年には約1,100億ドルの規模に達すると予測されている(図表Ⅱ-1-7-3)。
6 https://tier4.jp/media/detail/?sys_id=6UQblxseKbqGhwFOd0573W&category=NEWS