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第2部 情報通信の現況と政策動向第4章 情報通信の現況
(5)個人情報保護対策
何らかの個人情報保護対策を実施している世帯の割合は、平成19年末から2.1ポイント増加して70.4%となっている(図表4-1-2-10)。主な対策としては、「ウェブ上に個人情報を掲載しない」が最も多く45.2%、次いで、「軽率にウェブサイトからダウンロードしない」が35.3%、「懸賞等のサイトの利用を控える」が26.7%等となっており、世帯においては、専門知識がなくても実施できる対策を講じて個人情報の保護に努めていることが分かる。
図表4-1-2-10 世帯における個人情報保護対策の実施状況(複数回答)
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また、インターネットや企業内LAN等を利用している企業のうち何らかの個人情報保護対策を実施している企業の割合は、81.5%と平成19年末より5.7ポイント増加している(図表4-1-2-11)。主な対策としては、「社内教育の充実」が最も多く50.5%、次いで「個人情報保護管理責任者の設置」が44.8%、「プライバシーポリシーの策定」が34.6%等となっている。
図表4-1-2-11 企業における個人情報保護対策の実施状況(複数回答)
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