平成21年版 情報通信白書

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第2部 情報通信の現況と政策動向

第5章 情報通信政策の動向

(4)地球環境保全(地球温暖化対策技術)

 従来、サービスの向上や業務の改善、コスト削減等を目指して進められてきたICTの研究開発により、結果的に地球温暖化への貢献、すなわちCO2排出の削減に資する効果等が生み出されている。地球温暖化問題が年々深刻さを増す中、今後は、CO2排出の削減へ積極的に貢献する研究開発等を推進していくことが必要である。
 総務省では、平成20年4月に取りまとめられた「地球温暖化問題への対応に向けたICT政策に関する研究会」報告書を受け、今後、特に、エネルギーの流れの情報化により電力の消費と供給をマネジメントする技術や、ペーパーレス化社会を実現する技術、更にネットワークのオール光化やICT機器の省エネルギー化、CO2排出量等の計測を可能とする技術等について研究開発を推進していくこととしている。

 第5節 研究開発の推進

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