平成21年版 情報通信白書

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第2部 情報通信の現況と政策動向

第5章 情報通信政策の動向

(2)最先端の研究開発テストベッドネットワーク(JGN2plus)の構築

 独立行政法人情報通信研究機構(NICT:National Institute of Information and Communication Technology)では、従来から、JGN、JGN2といった研究開発テストベッドネットワークを運用してきた。新世代ネットワークの実現に向け、平成20年4月から3か年の予定で、従来のJGN2をさらに高機能化した研究開発テストベッドネットワークであるJGN2plusを運用している3
 JGN2plusは、最大20Gbpsの超高速回線を全国規模で有するほか、光波長レベルでの研究開発に対応した光テストベッドを有しており、超高速ネットワーク構築・運用技術や光ネットワーク関連技術等、最先端のネットワーク技術の研究開発に利用されている。また、大学、研究機関、民間企業、地方公共団体等、全国規模の産学官連携や地域連携によるネットワーク技術やアプリケーション技術の研究開発基盤としての役割も果たしている。
 また、平成20年4月に、NICTが推進する新世代ネットワークの研究開発を支えるテストベッドとして、大手町ネットワーク研究統括センター(SPARC:Service Platform Architecture Research Center)を設立し、新世代ネットワークの運用・管理技術の研究等をはじめとする研究開発を行っている。


3 参考:JGN2plus:http://www.jgn.nict.go.jp/

 第5節 研究開発の推進

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