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第2部 情報通信の現況と政策動向第4章 情報通信の現況
第2節 情報通信産業の動向
1 情報通信産業の経済規模 (1)国内生産額 平成19年の情報通信産業の名目国内生産額は97.9兆円で全産業の9.7%を占めており、情報通信産業は、全産業の中で最大規模の産業である(図表4-2-1-1)。その推移をみると、平成17年以降は増加傾向にあるものの、輸送機械や鉄鋼等の他産業と比べると小さな伸びとなっている(図表4-2-1-2、図表4-2-1-3)。
図表4-2-1-1 主な産業の名目国内生産額(内訳)(平成19年)
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図表4-2-1-2 情報通信産業の名目国内生産額の推移
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図表4-2-1-3 主な産業の名目国内生産額の推移
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一方、平成19年の情報通信産業の実質国内生産額は、前年比3.8%増の129.0兆円であった(図表4-2-1-4)。実質国内生産額は平成7年以降一貫して増加しており、平成7年から平成19年までの年平均成長率は5.1%であった。主な産業の実質国内生産額の推移を見ても、情報通信産業は他の産業に比べて大きな伸びを示している(図表4-2-1-5)。実質国内生産額での成長に比べて名目国内生産額の成長が小さいことから、情報通信産業は他の産業に比べて価格低下の著しい産業であるといえる。
図表4-2-1-4 情報通信産業の実質国内生産額の推移
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図表4-2-1-5 主な産業の実質国内生産額の推移
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