平成21年版 情報通信白書

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第2部 情報通信の現況と政策動向

第4章 情報通信の現況

(2)マルチユースの状況2

 コンテンツのマルチユースについては、引き続き拡大基調にある。平成19年において、マルチユース市場の規模は2兆5,437億円(対前年比1.9%増)となっている(図表4-5-1-2)。
 
図表4-5-1-2 一次流通とマルチユースの市場規模の推移
図表4-5-1-2 一次流通とマルチユースの市場規模の推移
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 一次流通市場及びマルチユース市場の内訳をみると、一次流通市場においては、新聞、雑誌、書籍等のテキスト系ソフトが引き続き映像系ソフトをやや上回っているが、マルチユース市場においては、映画ソフト、地上テレビ番組等の映像系ソフトが6割弱を占めている(図表4-5-1-3)。
 
図表4-5-1-3 一次流通市場とマルチユース市場の構成比(平成19年)
図表4-5-1-3 一次流通市場とマルチユース市場の構成比(平成19年)
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 また、マルチユースの動向をソフト別にみると、マルチユース市場の割合は、平成15年に比べて、音楽ソフト、ゲームソフト、ビデオソフト、地上テレビ番組において上昇している(図表4-5-1-4)。
 
図表4-5-1-4 ソフト別マルチユース市場の動向
図表4-5-1-4 ソフト別マルチユース市場の動向
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2 ソフトの制作に際して最初から流通させることを想定したメディア上での流通を「一次流通」、最初に想定したメディアとは別のメディアを通じた流通を「マルチユース」と定義している

 第5節 コンテンツ市場の動向

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