平成21年版 情報通信白書

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第2部 情報通信の現況と政策動向

第4章 情報通信の現況

3 電気通信の利用状況

(1)総通信回数・総通信時間

 平成19年度における我が国の総通信回数は1,171.1億回(対前年度比2.3%減)、総通信時間は42.4億時間(同2.1%減)であり、いずれも減少が続いている。
 発信端末別にみると、携帯電話発の通信回数が533.6億回(対前年度比1.4%増)と引き続き増加している一方、固定端末5発の通信回数は619.3億回(同5.3%減)と減少している。また、PHS発は18.2億回(同3.7%増)と増加に転じている。総通信回数における割合では、携帯電話発信への移行が続いている。
 発信端末別の通信時間では、固定端末発が21.8億時間(対前年度比7.6%減)と平成18年度に引き続き減少しているのに対し、携帯電話発は19.0億時間(同4.4%増)、PHS発は1.5億時間と、昨年と同じになっている(図表4-3-3-1図表4-3-3-2)。
 
図表4-3-3-1 通信回数の推移(発信端末別)
図表4-3-3-1 通信回数の推移(発信端末別)
(出典)総務省「トラヒックからみた我が国の通信利用状況」
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/090216_4.html
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図表4-3-3-2 通信時間の推移(発信端末別)
図表4-3-3-2 通信時間の推移(発信端末別)
(出典)総務省「トラヒックからみた我が国の通信利用状況」
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/090216_4.html
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 平成19年度における、1契約当たりの1日の通信時間は、固定通信では、加入電話が4分15秒(対前年度17秒減)、ISDNは15分4秒(同35秒減)、IP電話が3分35秒(同11秒増)であった。また、移動通信では、携帯電話が3分7秒(同3秒減)、PHSが5分15秒(同7秒増)であった(図表4-3-3-3)。
 
図表4-3-3-3 1契約当たりの1日の通信時間の推移
図表4-3-3-3 1契約当たりの1日の通信時間の推移
(出典)総務省「トラヒックからみた我が国の通信利用状況」
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/090216_4.html
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5 「固定端末」は加入電話、公衆電話、ISDN及びIP電話の総計(なお、IP電話は平成16年度から集計)

 第3節 電気通信事業

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(7)専用線 に戻る (2)距離区分別の通信状況 に進む