平成21年版 情報通信白書

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第2部 情報通信の現況と政策動向

第5章 情報通信政策の動向

みんなでつくる情報通信白書コンテスト 小・中学生の部 優秀賞受賞コラム

母と友達からの応援メール
 
執筆 金子 未来さん(福岡県立輝翔館中等教育学校2年(当時)・福岡県柳川市)
金子 未来さん

コメント 一つひとつの言葉で勇気付けられると思います。

 「頑張ろう」
 そう思えた時が何度あったことだろうと思います。
 剣道を始めてから今に至るまで、たくさんの言葉をもらった私は何度も剣道を辞めたいと思っていました。
 ある日ケガをしてしまって剣道が出来ない時は、私の中で、
 「早く剣道ばしたかとになんで……」
といつも思っていました。焦る気持ちをこらえて毎日毎日、治すことで精一杯でした。けれど試合の日は一日一日近付いていると思うと不安で、自分の中では解消できなかったので、母にメールで伝えたのですが、その時の一通のメールで「頑張ろう」と思えたのです。母からもらったその言葉に私は感動してしまいました。
 「剣道が出来ないのは悔しいかもしれんけど、今無理したらもっと治るのに時間がかかって、また悔しい思いをせやんよ」
と受信して、私は、
 「うん」
と送信しました。母からもらった元気づけられるメールは「宝のメール」として今でも記憶に新しいのです。
 次に、試合前に友達からもらうメールで、はげまされたことです。剣道関係の友達では、普通に
 「明日試合? どこで? 会おうね」
というメールをお互いしますが、それ以外の友達の中で、先輩からもらったあの一通のメールが心強い応援となりました。そのメールの中には、
 「自分を信じて戦ってこやんばい」
という一言が入っていたのです。私は、この言葉で何度もピンチで勝てたので、本当にありがたいと思いました。
 メールというのは悪い事も良い事も出来るのですが、一歩間違えれば人を傷つけたりしてしまうので良い扱い方をしなければならないと思います。けれど、たった一通で相手を応援したり、感謝の気持ちを伝えたりできるので、とても便利だと思います。それに今では、「絵文字」などをたくさん利用できるので、よりよいメールが出来るのではないかと思います。
 応援メール。それは私にとって大切な一通のメールなのです。自分がこうして応援メールをもらった時は、改めてたくさんの人から支えられているんだと思って受け止めたいです。
 そして、私から応援メール送信。
 「努力を積み重ねればきっと結果はついてくる」
 目標に向かって前進だ。

 第4節 豊かで活力あるユビキタスネット社会の構築

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