平成21年版 情報通信白書

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第2部 情報通信の現況と政策動向

第5章 情報通信政策の動向

10 ICT分野における地球温暖化問題への対応

 近年、地球温暖化問題が深刻さを増す中で、ICTは安全・安心な社会の実現や、利便性の向上、地域経済の活性化に大きく寄与するとともに、業務の効率化を通じて、地球温暖化問題への取組にも貢献できると期待されている。その一方で、ICT機器の増加、高機能化等による電力消費量の増加に伴う地球温暖化への配慮が求められているところである。
 また、環境・気候変動問題については、平成20年7月のG8北海道洞爺湖サミット首脳宣言として、国連気候変動枠組条約締結国において2050年までに温室効果ガスを50%削減する目標に取り組むこと、3R(廃棄物の発生抑制(リデュース)、資源や製品の再使用(リユース)、再生利用(リサイクル))に取り組むことなどが採択され、環境・気候変動問題は、世界的に取り組むことが必要な重要な問題となっている。
 こうした地球環境問題については、ICT分野においても積極的な取組が必要であり、総務省では以下の取組を実施している。

 第4節 豊かで活力あるユビキタスネット社会の構築

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