平成11年版 通信白書

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第1章 特集 インターネット

コラム3 ドメイン別・ファイル別内訳、海外リンク先

「.coドメイン」が全体の41.5%、HTMLファイルが全体の50.7%、海外へのリンクは全体の4.6%

「WWWコンテンツ調査」によると、11年2月現在、トップレベルドメイン(TLD)が「.jp」であるWWWサーバ数のセカンドレベルドメイン(SLD)別内訳は、「.co」が全体の41.5%と最も多く、続いて「.ac」が32.2%、「.or」が11.1%となっており、この1年間に「.co」と「.ac」の順位が逆転した(図表1))、各ドメインの定義については資料5参照)。
 また、国内のWWWでアクセスできる総ファイル数の内訳をみると、HTMLファイルが全体の50.7%、画像ファイルが46.8%で、この二つで全体の97.5%を占めており、動画ファイルや音声ファイルはまだ圧倒的に少ない。一方、WWWでアクセスできるファイルの総情報量の内訳をみると、HTMLファイルの占める割合は14.6%と少なくなり、文書・データファイル(PDFファイルを含む)が全体の29.3%、動画ファイルと音声ファイルが14.9%となっている(図表2))、1-序-2参照)。
 次に、我が国のWWW上のファイル(HTMLファイル)のリンク先をみると、同じ「.jpドメイン」のファイルへのリンクが95.4%を占め、ほとんどのリンクが国内で閉じている。海外へのリンクは全体の4.6%であるが、その地域別内訳をみると、北米が82.7%と最も多く、次いで欧州が12.5%、アジアは海外向け全体の2.3%となっており、欧米にリンクが集中していることがわかる(図表3))。

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関連サイト:郵政省郵政研究所(http://www.iptp.go.jp/)

 

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