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第2章 情報通信の現況9 無線呼出し
契約数は7年度末をピークに急激に減少 無線呼出しサービスの総契約数(NTTドコモグループとNCC31社の合計)は、10年9月末現在525万契約(対前年同期比41.6%減)と、前年に引き続き大幅に減少した(図表1))。 こうした契約数の大幅減少の背景には、近年、携帯・自動車電話及びPHSの新たなサービスとして登場した文字通信機能に加え、携帯・自動車電話及びPHSサービスの急速な普及の影響が一因と考えられる。 総契約数をNTTドコモグループとNCC別にみると、10年9月末現在、NTTドコモグループの契約数は289万契約(対前年同期比42.8%減)、NCCの契約数は236万契約(同40.1%減)である。総契約数に占めるNCCのシェアは44.9%となっている。 加入形態(端末のレンタル又は売り切りの別)については、7年3月の端末売り切り制の導入以降、売り切りによる加入形態が主流になりつつあることが分かる。10年9月末現在のシェアは、レンタル34.6%、売り切り65.4%となっている(図表2))。 従来のトーン信号による呼出しのほか、カナ、数字、漢字等を使用して簡単なメッセージを表示できる端末が登場しており、10年9月末現在、全体の90.0%を占めている(図表3))。 ![]() ![]() ![]()
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