平成11年版 通信白書

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第2章 情報通信の現況

12 国際専用

総提供回線の84.2%を中・高速符号伝送用回線が占めており、大容量回線への需要シフトが急速に進展

 国際専用サービスの総提供回線数(KDD、日本テレコム及びIDCの合計)は、9年度末現在、1,807回線(対前年度比2.0%増)である。これを品目別にみると、音声級回線が158回線(同16.8%減)、電信級回線においても128回線(同22.0%減)と大幅な減少となった(図表1))。一方、中・高速符号伝送用回線においては、1,521回線(同7.3%増)と前年に引き続き増加しており、総提供回線に占める割合は84.2%(対前年度比4.2ポイント増)となっている(資料21参照)。
 また、回線数が増加している中・高速符号伝送用回線の9年度末の回線数について、取扱地域別にみると、上位3地域の順位は8年度に引き続き変わらないものの、そのシェアをみると、首位の米国が1.1ポイント下がるなど、すべて下がっている。一方、回線数が増加している地域としては、特に中国が対前年度比1.9ポイント増の7.4%と、英国及び韓国を抜いて第4位のシェアとなっている。

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